【経済政策に関して】
Q1 どれくらいの期間、税金を投入するプロジェクトなのか? それに対して、いくらの経済効果見込まれるのか、費用対効果は?
A. ご質問者様のご質問の前に、まず、スケジュールを明確にさせていただきます。最初の半年から1年、完全自由参加型で日野市民と議論し、案を出し尽くします。精査された内容を『日野アミューズメント・シティ・プロジェクト』の中核事業とその他に分類します。そして、経済効果の高い順に優先順位を設け、実行予定スケジュールを決定します。
『日野アミューズメント・シティー・プロジェクト』の中核事業は、4ストリートまたは4ブロックで構成されます。既存のストリートで実行可能なのか、または、土地を購入しブロックで建設しなければいけないのかで予算が異なります。同時に、それらを決定する要因は土地や建物の所有者様のご意向が十分反映されなければいけません。また、一度に総てを建設するわけではありません。1つのエリアを建設した後、そのエリアの収益を予算にして2つ目のエリア建設に取り掛かるといった無理のない実行計画を考えています。市民の税金に頼らない事業形態を実行することは政治家として必須です。
なので、本題ですが、今ここで全体予算を論議できません。また、このプロジェクトは新設する財団法人などの事業傘下にします。事業初期段階の予算は、民70%と官30%程度の割合で集める予定です。経済効果に関しましては、年間2,000億円程度、京都歳入の1/10程度(京都市歳入 7322億【平成27年度決算】))、つまり、現・日野市歳入675憶円【平成27年度決算】)の約3倍程度を20年で実現します。
Q2 あなたの経済政策は民間人の土地や資産の利用が計画に入っており、実現において難しいと考えますが、どう考えますか?
A. 正直、簡単ではありません。ですが、いつの時代も『難しい!』と言って頭でっかちになって行動せず、可能なところから手を付けていく勇気が必要です。私たちの唯一の代表者に簡単なことだけをやり続ける政治家なんか要りません。情熱的にも経験的にも私にしかできないことがあるからこそ、私がこの選挙で選任されます。だから、私は命を懸けて、このプロジェクトが具現化されるように尽力します。それこそ、過去の党のしがらみを捨てて、平身低頭、様々な議員さんにご相談に参りたいと心から考えております。
Q3 ブロックで街並みを再現する規模は?もう少し具体的に説明してほしい。
A. 私が想定している『ブロック』は、イメージで分かりやすくお伝えすると、平均的な小学校のグランドも入れた1~2個程度分の広さです。ただ、その想定に固執することなく、公共経済学の観点から市民にベストの広さでプロジェクトを実行します。
Q4 財源の確保はどうするのか?当然、都の負担だけではできないのでは?
A. 民間にご協力を求めます。江戸時代から昭和時代の間に多くの企業が零細企業から産声を上げ、大企業へと成長しました。その各企業の第一号店を完全再現し展示します。これも日本が発展してきた過程、つまり、日本文化です。そのために企業には多大な協力資金・スポンサー料をお願いします。
Q5 人が来る見込みはあるのか?
A. 20年後の想定では市外から400万人以上のご来場者と計算しています。本プロジェクトのターゲットは、修学旅行生、昭和を懐かしむ方、外国人、そして、昭和を知ず興味のある方です。例えば、ラーメン博物館を例とします。入館料を取られる上、正直、ラーメン1杯の価格は高いです。しかも、ラーメン博物館で販売されるラーメンよりも美味しいラーメンは巷にたくさんあります。ですが、皆さん、ラーメン博物館に止めどなく大勢着ます。理由は明白で昭和をコンセプトにした『ミュージアム』という『アトラクション』があり、ラーメン以外にも昭和の雰囲気を楽しめる環境があります。そして、集積の経済学を用いて、そこに行けば数種類のレベルの高いラーメンを食べられる保証があることです。この2点で人は止めどなく来ます。本プロジェクトの完成時には、これ以上のスケールで多くの魅力あるアトラクションにし何度も訪れたくなる場所となります。
【社会福祉に関して】
Q1 ITの最大活用に関して、どのようにITを活用するのか?
A. ITの最大活用には初めのプログラミング設計、何を入れ、何を捨てるかを決定することが一番大切です。そして、そのシステムをどの様に皆様にご使用いただくかなどの利便性も設計に入れます。そのために、私たち、市民が集まり社会問題や課題を出し合いながら、アイディアを出し合ってITでどのように補佐するか検討します。行政が『先生方』と言われる有識者が考える独りよがりの行政サービスのイメージと本プロジェクトとは実用面で異なります。また、その設計時に利便性を高めるために、日野市と協力しながら日野市民の個人情報を事前入力するか、それとも自主登録制にするか、これもまた会議によって決定して行きます。つまり、本プロジェクトは、ITだけの導入ではなく、皆様の様々なアイディアを取り入れるため、当然に、その他のインフラも整えます。ただ、1つ言えることは、1890年に電話が日本に導入されてから今年で127年目です。今や、テクノロジーが進み、携帯電話という新しい商品も考案されました。携帯電話は、老若男女、私たちの生活になくてはならないサービスです。ただ、当初、電話の導入時、多大な反発もありました。それにも負けず、工部省電信局長・石井忠亮は理念の下、導入を強く推したという経緯があります。本プロジェクトも時代の変化によって、市民のニーズの変化に合わせてサービス形態を進化させていきます。
Q2 IT導入だけで人は満足しません。実生活で人に会い、直に人と様々なことを実施する方がいいのではないのですか?
A. ITの導入によってバーチャル空間で日野市民の交流を深めるというコンセントではありません。ITの導入によって、私たちの生活を補佐し、交流も含めた多角的な面で利便性を高めていくという考えです。例えば、日野市内には『囲碁会』がいくつもあります。同じ地域、同じ人とばかり囲碁を楽しむよりも、時には手の内を知らない人と囲碁する方が楽しいかもしれません。そこで、仮に日野市主催の囲碁大会を開くとします。この場合、囲碁を楽しむ人たちに囲碁大会の告知を必要とし、エントリーを促す必要があります。そこで、登録者情報が事前にあれば、皆様に平等に確実に開催情報をお伝えすることができます。結果、地域の方々の『Face to Face』を実現できます。また、囲碁大会に参加したくても寝たきりで会場に参加できない人もいます。その様な人のために、ITを利用することで遠隔地でも、その会場の出場者と囲碁を打てるサービスをリアルタイムで『Face to Face』で導入したり、様々な状況にいる方でも、ITが『補佐』することによって地域で『仲間外れ』を出さないことが笑顔溢れる街づくりの第一歩と考えています。日野市民に優しいITシステムを構築したいと考えています。
Q3 『都議会議員が何故PTA活動に口を出すの?何をするの?』
A. 私は日野市をより住みやすくするため、より良い街にするため、東京都議会議員になりました。日野市を最先端のモデル都市として、住人が望む充実した社会福祉を実現します。近い未来、日野市の成功を手本に、東京都全体に対して住人が望んだ充実した社会福祉を広げます。
私が考えますPTA役員の皆様に対しての『補助』は、『無理なく、無駄なく』をキーワードに、望まれたPTA組織から可能な限りの望まれたサービスをご提供します。例えば、現在、想定していますサービスとしまして、『夜道、危険な道の行政への改善進言方法の簡易化』や『ゴミポイ捨てなどの苦情の進言方法のスムーズ化』などがあります。暗く危険な道があれば、お子様を通わせるご両親は、毎夜、お子様の安全に心労されていると想像します。ですが、行政にどの様に進言すれば良いか分からなかったり、また、進言方法が面倒くさかったらイヤだななど、十人十色、様々な思いがあると思います。そこで、例えば、その道の写真を撮り、開発されたアプリにその場でその写真をアップロード&少しのコメントをするだけで行政が『危険な道』を認識できる行政サービスがあるとしたら、それほど簡単に子供の安全を守れる進言方法はありません。『危険な道』だけではなく、様々な意味での『心配なご近所さん』でしたり、市民の皆様の目から見えた様々な『身近な心配事』を行政と簡単にシェアーしていただけます。
この行政サービスの利用は強制ではありません。各PTAで議論し、望まれるサービスだけご利用ください。また、この様なサービスを追加して欲しいな!などのご要望もできます。あくまでも皆様方の業務や手間を減少させることが目的です。このサービスは、PTA役員の皆様だけではなく、日野市民の皆様もご利用できます。また、同様に、皆様方の業務や手間を減少することが目的で、PTA役員の皆様が担われている一部の共通業務の委託もできるようにいたします。地域社会のためにご貢献されていらっしゃる多忙な皆様に、『子供の命を守ること』や『子供の充実した学校生活を見守ること』に更に時間を費やしていただけるように、業務を簡易化するための行政サービスを提供させていただくことを、子育て世代の一人として都議会議員の視点で出来ることから支えさせていただきたいと考えております。
【地域社会に関して】
Q1 なぜ、毎週木曜日に『オープンドア』の開催なのか?
A. 私の東京都議としての業務もありますので、暫定的に毎週木曜日を『日野市を盛り上げる、または、改善するための日』と定着させていただいております。もちろん、私の都庁での担当業務が変われば、他の曜日に変更させていただく場合もございます。その場合、私のwebページで公開させていただきますので理由やその詳細をご参照ください。
【その他】
Q1 民進党を抜け、無所属になった理由は何ですか?
A. 正直にお答えします。サラリーマン時代より、十数年間、民主党・民進党組織のために、一生懸命に活動してきました。私をここまで育ててくださり、チャンスをくださった団体、そして、その団体を応援してくださった皆様方には大変感謝しております。なので、強い逆風が吹いている状況であっても私から裏切ることはできませんでした。しかし、民進党東京都21区総支部から、2017年3月31日までに、『菅原直志候補(当時、民進党公認 都議会議員候補)を応援し、3期目都議選には日野市から出馬しない』態度を明確に表明しろと言われました。決意しない場合は、『それなりの対応をせざるを得ない』と言われました。私は、『除名処分だけは、しないでほしい』と、長島昭久代議士へお願いをしましたが、『組織が決定することなので、除名処分は逃れることはできない』と言われました。民進党関係者と相談もしながら、結果、出馬するならば選択肢は1つしか残されておらず、除名を逃れるために自ら潔く名誉のために離党を選びました。さまざまことがありましたが、私を『党の方針』という呪縛から自由な状況へ開放してくださった民進党に今は感謝しております。私は改めて市民のための政治家になりたいと心に刻むようになりました。
Q2 無所属の場合、数の力が弱まり発言力がなくなると思います。何もできない都議になりませんか?
A. 確かにご指摘の通り、数に頼り、政党の主張を通す方法が日本の『民主主義政治』です。ですが、政党に所属していれば、政党の指示通りに言動しなければいけません。『政治家』個人としての個性や意見は殺されます。それこそ市民のための政治家にはなれません。政党に所属している議員ができることは、『市民はコレを望んでいるはずだ』と市民の要求を上から目線の施策で成す政治です。だからこそ、時々、市民から『無駄だ!』と怒られることが多々あります。私は、無所属になり自由になった分、政党の上からの命令もなく、政局争いに巻き込まれることもありません。しかも、政党の垣根を越えた様々な議員や市民の皆様にも色々ご相談できます。皆様のお力を借りるという意味で、第二党の野党でいるよりも、十分、日野市民のためにやれることはたくさんあります。
Q3 築地市場の豊洲市場移転問題のあなたの見解は?
A. 私は豊洲市場に移転すべきだと考えています。そのタイミングは、化学物質で汚染されている状況が完全無害と断定された時です。けれども、築地も汚染されていますし、生モノを扱う場所としては非衛生的過ぎます。なので、なるべく早く、築地市場は豊洲市場に移転すべきです。また、築地市場の『築地ブランド』の廃止はもったいないと言及される方の意見も多分に理解できます。私は、『築地ブランド』を維持するために、豊洲市場を『新築地市場』と命名すれば解決できる課題だと考えます。その手続き方法も分かっており、変えられないものではないことを確かめております。
Q4 あなたにとって『政治』とはなんですか?
A. 政治とは、あらゆる団体の圧力や脅迫・嫌がらせ・命令に屈せず、自身の信念に素直に身を任せ、ユニークかつ正しい政策によって、選出地区に益を還元する行為。特に、『雇用確保』と住民の『収入確保』、増税せずに行う『高い社会福祉還元』、そして、住民の『高い幸せ度の維持』を実行する行動力・交渉力・実現力を発揮することが重要です。
Q5 今回の出馬に関して感想は?
A. 無所属となり、今まで経験してきた選挙戦とは全く変わりました。仲間に心から支えられ、日野市民の方々に心から支持されます。私が民進党時代には自民党色の強い地域に行けば、本当に冷たかった記憶があります。しかし、今回の都議選では、その様な地域に行っても、皆様、心から温かく迎えてくれます。私は幸せ者です。ただ1つ言わせてください。組織の後ろ盾もなくなり、ある団体からの支援が無くなったからと言って、今まで支援してくださり、8年間もの長い年月、私を政治家として育ててくださった日野市民の皆様方の期待に背を向け、立候補せずに諦める選択肢を私は取れませんでした。私は誰からの圧力や命令に屈することなく、自分が正しいと思ったことと市民が正しいと思ったことの重なり合う政策をいつまでも繰り返し誠実に実行する『本物の政治家』となります。